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肝機能の数値(肝臓数値)と肝臓に良い食事について


肝機能の状態を表す数値のうち、ALTは肝細胞で作られる酵素です。体内でのアミノ酸代謝やエネルギー代謝に関係しており、この数値が31UI以上になると何らかの異常によって肝細胞が破壊され、障害を受けていると分かります。ASTも同じくアミノ酸代謝やエネルギー代謝に関係しており、31UI以上が肝障害の目安です。


ただし心臓や腎臓にも存在する酵素なので、肝臓以外の病気も疑わなければなりません。γ‐GTPは肝臓や腎臓などで作られる酵素で、たんぱく質を分解したり合成したりします。お酒を飲み過ぎると数値が高くなり、肝機能が低下し胆汁の流れが悪くなっているとも考えられます。


51UI以上で肝機能障害の可能性があります。ALPは肝臓をはじめ様々な細胞に存在する酵素で、肝臓では毛細胆管膜に多いです。乳製品やレバーに多く含まれるリン酸化合物を分解しており、100?325UIを超えると肝機能障害と診断されます。ビリルビンは古くなった赤血球が破壊される時に作られる黄色い色素で、慢性肝炎や初期の肝硬変では数値はあまり上がりません。



しかし肝硬変悪化すると少しずつ上昇し、総ビリルビンの数値が1.3 mg以上になると注意が必要です。肝臓に良い食事ではアルコールの過剰摂取を控えます。女性はアルコールによって受ける肝臓の負担が大きいので、お酒が好きな人でも1週間に2日から3日は休肝日を設けます。



ビタミンAやビタミンC、ビタミンEには活性酸素を除去する効果があります。肝臓で酵素を使用すると活性酸素が発生します。活性酸素を除去できれば肝臓のダメージも小さくなるので、レバーや緑黄色野菜、ゴマを食べると良いです。亜鉛などのミネラルも解毒作用を助けるので、ナッツや牡蠣などが肝臓の良いです。解毒と代謝に用いる酵素はタンパク質できているので、大豆や肉、魚も大切です。


これらの食材をうまく使ってバランスの良い食事をすれば、肝臓に負担がかからないので肝機能障害を予防することができます。


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