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血糖値が高いとダメなのはなぜ?どんなリスクがある?


血糖値とは、体内を流れている血液中のグルコースの濃度のことをいいます。血糖値は、高すぎても低すぎても身体に様々な不具合をもたらすようになっています。身体には、血糖値を正常に維持しようとする機能があり、下げるためにはインスリン、上げるためには、アドレナリンやグルカゴン、コルチゾール、成長ホルモンなどのホルモンが必要になります。


人間の身体は、食物から栄養を吸収するようになっており、その中でも欠かせない栄養の一つが糖質です。糖質は、穀類やイモ類、果物、砂糖などから摂取でき、体内に入ることで、多糖類であるグリコーゲンとなり、エネルギー源として肝臓や筋肉に貯えられます。そこからブドウ糖へと姿を変え血液中に入り、全身へと運ばれていきます。



食事の後などの食べ物の摂取後は、血糖値が上がる仕組みになっています。血糖値を下げるためには、ホルモンの一種であるインスリンがすい臓から分泌されます。この時、インスリンの分泌が不足したり、うまく機能していない場合、血糖値は高い状態のままとなります。


高い状態のままだと、血液が濃くなったり、脱水症状を引き起こすだけでなく、糖尿病や肝硬変、心筋梗塞などの病気を引き起こすリスクが発生します。特に、糖尿病は、一度かかると完治が難しい病気です。長期にわたって高血糖を持続しているといくつもの合併症を引き起こすようになります。糖尿病網膜症、糖尿病腎症、糖尿病性神経障害は、糖尿病の三大合併症とも言われ、どの症状も重大な障害をもたらすものです。



適正な血糖値は、空腹時で60から110?/dl、食後であれば、100から140?/dlと言われています。この数値の範囲内であれば正常と判断されます。血糖値が高めな人は、現段階から生活習慣を改める必要があります。特に食生活に注意します。まずは、1日の必要なエネルギー量を把握し、過食や偏食は避け、1日3食栄養バランスのよい食事を心がけます。


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